火葬場までついて行っていいのか?|よくある悩み解決します

こんにちは、八王子市・日野市・世田谷区で安心のご葬儀・家族葬のお手伝いをする葬儀社、都典礼(みやこてんれい)です。
今日もご葬儀に関する疑問、悩みの解消に役立つ情報をお伝えします。

一般的なご葬儀の最後では、お棺に納められている故人は、親族やご葬儀社のスタッフの手で、霊柩車に乗せられます。式場から霊柩車に乗せられるまで、僧侶はお棺を先導しています。喪主は位牌を手にして、霊柩車の助手席に乗車します。そして、僧侶はタクシーに、親族は喪主が用意したバスに乗ります。故人と喪主が乗った霊柩車、僧侶のタクシー、バスが火葬場に向かうのを、一般の参列者は見送ってから帰ります。これが大体の方が、想像する出棺の流れだと思います。


本当に親族全員が火葬場までついていかなければならないのか?
一般の参列者はついて行けないのか?
今回は、火葬場までついていく人、ついて行かない人はどのように決められているのか?普段なじみのない火葬場で注意する点を述べていきます。

目次

火葬場までついていくのはどこまで?

火葬場まで誰がついていくのか?答えは決まっていません。

すべては喪主が決めます。

とは言っても、一般的に親族は火葬場までついていきます。
しかし30人以上などバスに同乗できない程の人数になれば、親族全員が火葬場に行くことは現実的ではありません。誰がついていくのか、喪主が選んで決めます。
ですから、親族のご葬儀に参列する場合、もし先約があり火葬場まで行けない場合は、行けないことを喪主に伝えてください。

火葬している間や、お骨上げが済んでから食事します。行かない場合は、食事が不要になります。バスの席数であなたが選ばれているかもしれません。
通夜などの早い段階で、火葬場まで行けないことを、喪主に伝えてください。

一般参列者はついていける?

一般参列者でも故人と縁が深くて親しくしていたら、火葬場までついていきたいと思うかもしれません。
しかし決めるのは喪主です。


勝手について行く、出発の間際に伝えることは、絶対に止めましょう。
入場できる人数に、制限がある火葬場があります。前もって喪主からの了承をもらってください。

同行される場合は、遺族と同じバスに乗るのか?タクシーや自家用車でついていくのか?

バスに乗っていくと、バスが戻るまで遺族と行動を一緒にすることになります。
自分で用意したタクシーや自家用車でついていく場合は、火葬場の住所を確認しなければなりません。

一般の参列者でも、喪主から声をかけられた場合は、都合が合えば受けても問題ないです。
火葬の時間は、火葬場によって90分から180分程度と時間に幅があります。
式場に戻れる時間は、確認したほうがいいかもしれません。

火葬場に行けない人はいるのか?

「妊婦は火葬場に行っては行けない」
「故人が夫の場合は、妻は火葬場に行っては行けない」

高齢の方が、強く言われているのを聞いた方もいると思います。今でもご葬儀には、色々なタブーが存在します。地方から出てきた親族の方から言われるかもしれません。

しかしこちらも判断するのは喪主なので、喪主の意向に従いましょう。

火葬場で注意すること

火葬場で注意すべきことをご紹介します。

住所を確認しておく

最近増えている家族葬では、参列する親族が数名の場合があります。
人数が少なければバスを利用する必要はありません。タクシーや自家用車を利用して移動します。

しかし、自家用車で親族が運転する場合は注意が必要です。
火葬場の住所とルートを確認しておきましょう。台数が増えると車列が、信号などで途切れる確率が高くなります。他車の割込みで霊柩車の後に続けない場合に備えて、対策はしておきましょう。

駐車できる台数を確認しておく

駐車できる台数が決められている火葬場もあります。前もって台数を把握して、ご葬儀社のスタッフに確認しておいてください。

時間に遅れないようにする

大抵の火葬場では、到着時間は厳守されています。時間に遅れて他のご遺族に迷惑をかけないよう努めてください。

収骨時間には必ず戻る

火葬中は、控室で過ごすのが一般的です。喫煙所や売店などがある火葬場もあります。もし待つ場所がない場合には、車内や別の場所で待つ可能性もあります。

どこで過ごしていたとしても収骨の時間には間に合うように戻りましょう。
お骨拾いの時間に遅れると、翌日に変更されたり、火葬場やご葬儀社の職員が済ませることもあります。指定の時間の10分~20分前には戻るようにしましょう。

埋葬許可証を失くさないように

火葬場では埋葬許可証を渡されます。この書類は、遺骨をお墓やお寺に納める場合に、必ず必要です。紛失しないように大切に保管して下さい。
骨箱の中に入れておくと失くしませんし、納骨時に忘れてしまう心配もありません。

まとめ

火葬場は普段の生活から縁遠い存在なので、どのようにするのか分かりにくい場所です。
火葬場までの流れ、着いてからの流れを把握して、最後のお別れに専念できるようにしましょう。
「火葬場と式場を往復する場合、行きと帰りのルートを変更しなければならない。」
「近所の方も火葬場についていく」という地域もあります。
思いがけない風習・ルールなどに慌てないよう、詳しいことはご葬儀社のスタッフに確認しておきましょう。

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