安置室へ面会に行く際のマナーについて

こんにちは、八王子市・日野市・世田谷区で安心のご葬儀・家族葬のお手伝いをする葬儀社、都典礼(みやこてんれい)です。

今日もご葬儀に関する疑問、悩みの解消に役立つ情報をお伝えします。

安置室とは亡くなられた方が、通夜前にご遺体を安置される部屋のことです。

霊安室とも言います。通夜やご葬儀よりも厳密ではありませんが、安置室で故人に面会する際の独自のマナーがありますので覚えておきましょう。

目次

安置室で面会をする際のマナー

安置室で面会する際の基本的なマナーについてご紹介します。

ご遺族の方や施設に事前に連絡をする

安置室に伺う前に必ずご遺族の方や施設に連絡し、時間や場所を確認しましょう。
ご遺族に連絡せずに自分の都合だけで故人に面会に行ってはいけません。
親しかった故人に一刻も早く面会したいという気持ちは分かりますが、大きな喪失感で打ちひしがれるご遺族を不快な気持ちにさせないよう、必ず連絡して許可を得てから面会に伺いましょう。

またご遺族と一緒でないと面会できない施設もありますので、事前に時間も確認する必要があります。

施設には、面会できる施設とできない施設があります。時間制限がある可能性もあるので、事前の連絡と確認を忘れないよう注意しましょう。

服装は喪服ではなく黒やグレーの普段着またはスーツを着用する

安置室に面会に伺う服装は喪服でなく、黒やグレーでデザインの華美でないものを選びましょう。シンプルなスーツでも問題ありません。
女性の場合はメイクやアクセサリーも控えめにしましょう。

故人に面会する場所ですから、残されたご遺族の気持ちに配慮してその場に相応しい身なりで伺いましょう。結婚指輪はつけたままでも大丈夫です。

香典を安置室に持参するのはマナー違反

安置室での面会をする場合は香典を持参しないことがマナーとなります。

香典を持参してしまうと、死を予想していたようでご遺族に不快な思いをさせてしまう恐れがあります。通夜や葬儀に都合がつかずどうしても参列出来ない場合のみ、事前にご遺族に確認してから香典を持参するようにしましょう。


長居はしない

故人に面会し、ご遺族の方にもお悔やみの言葉を伝えたら、長居はせず早めに帰宅しましょう。

色々とお話をしたくなってしまうかもしれませんが、くれぐれも死因などを聞くことは避けましょう。大切なご家族を亡くされたばかりのご遺族の方に失礼のないよう、お気持ちに寄り添った行動を心掛けて下さい。

故人への面会挨拶の手順

①はじめにご遺族にお悔やみの言葉を伝える

施設に到着し、ご遺族にお会いできたらお悔やみの言葉を伝え、持参したお供え物を渡しましょう。

お供え物に決まりはありませんが、個人が生前好きだった食べ物などを持参してあげると良いでしょう。お花やお線香も喜ばれると思います。

②面会室に入り故人に合掌と一礼をする

安置室に入ったらまず故人の枕元に座り、一礼をします。

ご遺族の方に故人の顔にかけてある白い布を外して頂き、故人に合掌し一礼します。顔にかかった白い布はご遺族が外すものですから、自分で勝手に外してはいけません。大変失礼にあたりますので気をつけて下さい。そして最後にご遺族の方に一礼します。これで面会の挨拶は終わりになります。

まとめ

安置室で故人と面会するときは、事前にご遺族の方と施設に連絡をしてから伺いましょう。

安置室に入ってからの礼儀や決まりを必ず守り、ご遺族の方に不快な思いをさせないよう気をつけてください。

親しかった方とお別れするのは大変悲しく寂しいことですが、きちんとご供養できるように安置室でのマナーをしっかり覚え、故人のご遺族の方に心寄り添える行動をとりたいですね。

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