遺品整理の進め方について

こんにちは、八王子市・日野市・世田谷区で安心のご葬儀・家族葬のお手伝いをする葬儀社、都典礼(みやこてんれい)です。

今日もご葬儀に関する疑問、悩みの解消に役立つ情報をお伝えします。

家族との別れは、突然起こります。

悲しみにくれる暇などなく、残された家族には葬儀を行うなど、慌ただしい日々がやってきます。

葬儀が終わってほっと息をつく間もなく、今度は故人の遺品整理を行わなければなりません。しかし、いざやろうと思った時、何から手をつけていいかわからない人が多いでしょう。
そこで今回は、遺品整理の進め方について解説していきます。

目次


遺品整理の行いかたとは?

遺品は故人を偲ぶ大切な品です。

しかし遺品のすべてが残された遺族にとって、必要な品かと問われればそのすべてが必要とは限りません。そのためにも遺品を整理することは重要ですので、進め方のコツを抑えていきましょう。


遺言書などの確認

遺言書やエンディングノートには、故人の希望が書かれています。

遺品によっては、誰の手元に残してほしいのか、詳細に記述されているケースもあります。後々トラブルにならないためにも、遺品整理を行う前には遺言書などが残されているのか確認しておきましょう。


貴重品の確認

貴重品は故人の財産であり相続の手続きにおいて重要です。

預貯金や保険、株式の保有などきちんと把握し、相続の際にもめることのないよう、わかりやすくしておきましょう。そうすることで財産がいくらあるのかを明確にし、親族間でトラブルがないようにすることをおすすめします。


遺品の仕分け

遺品と一口に言っても、貴重品といった大事なものから日用品といったものまで様々です。

遺品を整理する際は、貴重品とそうでないもの、遺品として残しておきたいものや処分が必要なものに仕分けます。仕分けに迷うものがあるときは、いったん保留し、後からどうするか考えることもおすすめです。


遺品整理を進めるタイミング

故人の葬儀と並行して遺品整理を進めることは不可能です。

人が亡くなるときには複雑な手続きなどが多くあり、そこに遺品整理まで進めてしまうと、忙しさのあまり倒れてしまうでしょう。

遺品整理は故人への想いを整理することになるため、時期を決めて遺品と向き合う時間を設けましょう。


遺品整理に最適な時期

葬儀終了後や各種手続きが終わったころにするのも良いですが、おすすめ時期は49日の法要が終わったタイミングです。

49日の法要が終わるころには、心の整理もつきやすいだけでなく、一つ一つの遺品と向き合うのに時間を割くことができます。故人との最後のお別れとして、遺品とじっくり向き合いましょう。


遺品整理は誰が行うか

家族が行うのが最適ですが、故人の遺言である場合は親しい間柄の人なども呼ぶようにしましょう。

故人の希望がなければ、親族で行うのがベストです。


遺品整理は必ず自分でやらないといけないの?

先に軽く触れましたが、遺品整理は親族で行うのがベストです。

しかし、何らかの事情がある時や、どうしても親族で行えないときは専門業者に依頼することも可能です。そこで業者のメリット・デメリットについてみていきましょう。


業者を利用するメリット

遺品専門業者であれば、品物を遺品として丁寧に扱います。

その他にも遺品の買取からリフォーム、ハウスクリーニングなどにも対応しています。遺品整理も短期間で行うことができるため、時間をかけたくない人におすすめです。


業者を利用するデメリット

業者に依頼する時点で、まずコストがかかります。

その他にも悪い業者にあたってしまうと大切な遺品を損なう恐れもあります。悪い業者にあたるのを防ぐために、業者の評判などは調べておきましょう。


故人の想いを元に遺品整理は行いましょう

遺品整理は故人との思い出を整理することにもつながります。

そのため、故人の遺言があるときは遺言に沿って形見分けも慎重に行っていかなくてはいけません。故人の思いが込められている品々だからこそ、一つ一つ大切に遺品整理を進めていきましょう。

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